先日久し振りに映画「インセプション」をテレビで見ました。映画が公開されたときに見たっきりでしたので忘れていた場面があったり、順番を逆におぼえていたりで、改めて新鮮な気持ちで見ました。
最初に見たときは、夢の階層について考えたりしていてこの映画の本当に言いたいことがわかりませんでした。今回改めて見てみると、監督のクリフトファー・ノーランは「現実に目を向けて生きる」ことの大切さや「自分は何をしたいのか」を追求してその道を生きる大切さを伝えたかったのではないかと感じました。
現実に背を向けて妻と共に夢の世界に生きてきた主人公ですが、大変な仕事を請け負うことによって夢の世界を抜け出していくのです。夢の世界は面白いですが、現実にも目を向けて地に足を付けて生きなければ人間として生きる意味がないのではないかと思います。
「自分は何をしたいのか?」という問いは心から湧いてくる質問であり、私たちの内側に問いかけたい質問とも言えます。自分の本当に求めている物は何なのかを知り、その道を歩きたいと私たちの潜在意識は考えているのです。
この映画を見て私もまた「自分が何をしたいのか」について考える機会となりました。こうして何度も自分に問いかけていくことで答えに深みがましていき、自分が望む人生に近付いていきます。
自分が何をしたいのがわからないと人生を我慢して過ごしてしまったり、何となく過ごしてしまい、人生の楽しさに触れることができなかったりします。
あなたもぜひ「自分は何をしたいのか?」とご自分に向かって問いかけてみてください。きっとさらに充実した楽しい人生になっていくはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。何かおわかりにならないことがございましたらメール(misuta@jcom.home.ne.jp)にてご質問ください。ではまた来週のコラムをお楽しみに。