こんにちは。
安藤はま子です。
お金は毎日使っていますが、有意義にお金を使うとなると果たしてどう使うのが適切なのか考えてしまいますよね。
お金の使い方で失敗したり、後悔することもあるかもしれません。貯金はできても、上手く使えないという方もいらっしゃるでしょう。
ここではお金を有意義に使う方法についてまとめてみました。お金と人生をどのように結び付けていけばいいのか改めて見直すきっかけになさっていただければと思います。
有意義にお金を使うための準備
最もお金をかけたいのは何か?
お金はいろいろなことに使える便利なものですが、よほどの大富豪でない限りは使えるお金は限られています。お金を使うときに何を重視するのか、何にお金を使いたいのか知っておくことでお金を有意義に使えます。
最低限必要なお金は生活費として使うと思いますが、それ以外はその人により重視したいところが違います。
人とのお付き合いを大切にしたいなら、他の費用は抑えても交際費は多めに使いたいでしょう。また、ファッションは流行のものを身に着けたいという考えでしたら、被服費がかなり多くなるかもしれません。
生活するうえで自分が大事にしたいことや価値観は、その人の生活の質や楽しみを上げる大切な部分です。自分が何にお金を使いたいのかを考えてみましょう。
何に最もお金をかけたいかがわかると、お金の使い方が上手になるだけでなく、生活に楽しみがプラスされます。
自分のやりたいことや目標を明確にする
私たちの人生は長いようで短いものです。せっかくこの世に生まれてきたのですから自分がこの人生でやりたいことや目標のためにお金を使いたいものです。やりたいことや目標は、その人を成長へとつなげてくれます。
お金を有意義に使うには、「自分は何をやりたいのか?」「夢はなにか?」「目標は何か?」など、人生の中でやり遂げたいことを明確にすることです。
そして、それらにお金を回していくことでお金を有意義に使うことができるのです。
何を浪費しがちか見つける
お金を有意義に使うためには、習慣的な浪費を見つけることも大切です。
浪費も一概に悪いとは言えませんが、私たちは限られたお金の中で暮らしているのですから、浪費が多すぎると金銭的な問題が生じてしまうことも。ですから、浪費しすぎている個所をチェックしておく必要はあります。
「後で着るかも、後で使うかも」と、必要ない服や物を買ってしまう癖があり、気が付いたらそうした物が使われずに家にあふれているなんてことがあるかもしれません。
賭け事につい使ってしまうなどもあるでしょう。自分が「これは浪費かもしれない」と思うことがポイントです。それを意識していることで、その後、そのお金の使い方を変えていくことができます。
有意義なお金の使い方
お金を有意義に使う目的は、自分の成長のためです。自分のため、人のため、社会のため等幅広く使える方がより自分の成長を促すことになります。そうした観点から、有意義なお金の使い方をを7つご紹介します。あなたの夢や目標に合わせるとより具体的になっていくと思います。
- 健康のために使う
- 自分の喜びのために使う
- 自己投資に使う
- 人間関係を豊かにするために使う
- 家族のために使う
- 社会のために使う
- 疲れたときに使う
健康のために使う
健康なときは、私生活も仕事も充実して気持ちも楽ですよね。
健康でいることは当たり前のように思ってしまいますが、病気になった時、ケガをしたときなどに健康の有難さを感じたことのある方は多いのではないでしょうか。それも体だけではなく心も健康でなければ、「健康」とは思えないでしょう。
心身の健康を保つためにお金をつかうことは、人間にとって最重要項目だと言えるでしょう。
健康な状態は意識して生活しないと、維持できません。
スポーツをするためにお金を使う、体に良い食事をするためにお金を使う、体の調子を整えるためのサプリにお金を使う、歯の状態を良くするためにお金を使う、心の状態を整えるためにカウンセリングを受けるなどにお金を使うことは、健康状態を維持するために有意義なお金の使い方でしょう。
自分の喜びのために使う
お金がたくさんあってもその使い方が自分の喜びになっていないと、人生がつまらないと感じるかもしれません。
お金があまりなくても、自分の喜びのためにお金を使うことは、やる気や幸福を感じるためにも必要です。
自分の喜ばせるための使い方は、人によって違います。
仕事が好きな人は仕事をもっと充実させるためにお金を使いたいでしょう。食べることやお酒を飲むことが好きな人は飲食をすることでお金を使いたいでしょう。音楽や趣味の服や花、本などに使いたい人もいるでしょう。旅行をしたい人もいると思います。
自分の心をワクワクさせる、心に潤いを与えることは、あなたの望みを叶えていくためのエネルギーになっていきます。
自己投資に使う
自分を成長させるために自分の未来を充実させるためには自分への投資が必要不可欠です。お金を有意義に使いたいなら、自己投資を少しでもしてほしいと思います。
幅広く、深い知識を得るために読書をする、仕事のグレードを上げるために学校に入ったり資格を取得する、手に職をつけるために見習いや体験をする、旅をして見聞を広める等々。
また、カウンセリングやセミナーで自分の心や頭の中を整理したり漠然とした夢や目標を明確にしていくことも自己投資になります。不安や心配を減らし、モヤモヤ状態の思考をはっきりせることで、望む未来を創りやすくなるからです。
自己投資に使ったお金は、いつかあなたを精神的、経済的に豊かにしてくれますので、ぜひ収入の一部を使うようにすることをおすすめします。
あなたの夢や目標を見据えて自己投資をすれば、夢や目標に近づいていけるでしょう。
人間関係を豊かにするために使う
私たちは人との関係の中で生きています。人との関係を良好に保ち、新たな出会いを作るようにすることは、生きる上でとても役立ちます。
日ごろから付き合っている友人がいれば、楽しい時間を共に過ごせます。困ったときに頼れる人がいれば、本当に助かることもあるでしょう。相談相手がいれば辛い気持ちも楽になるでしょう。
仕事ではスムーズに事が運び、次の仕事につながることもあります。
人間関係は一朝一夕には築けません。普段から人との関係を大切に思い、一緒に時間を過ごすことで絆ができます。こうしたことにお金を使うことは、人という財産を創り、人生を生きやすくします。
家族のために使う
お金の使い方はいろいろありますが、あなたの家族のために使うことは、近しい人たちとの関係を良好にしてくれます。
家族の関係も健康と同じで、仲良くいられることを当たり前と思ってしまいます。そして、家族にお礼を言ったりプレゼントを贈ったりすることも忘れがちです。
家族があなたに気を遣ったり、合わせてくれていても気が付かないかもしれません。
家族関係が上手くいっているのは、みんなの努力があるからです。良好な関係を築けていることに感謝して、プレゼントを贈ったりみんなで食事をしたりすることで、さらに良い関係が継続していけるでしょう。
現在家族関係が上手くいっていなくても、家族のためにお金を使い愛を伝えることで、関係が改善されることは十分あります。
社会のために使う
自分のお金を社会で役立つよう寄付や義援金を出すことも有意義なお金の使い方です。「自分がお金持ちでもないのに社会に寄付するなんて、そんな余裕はない」と思う方もいると思います。
しかし社会も自分の世界の一部ですから、少しでも寄付することで自分の世界が豊かになるのです。また、出したお金は巡り巡って自分のところに何倍にもなって戻ってきます。お金持ちはそれを知っているので、より積極的に寄付をするのです。
社会のためにお金を使うことで優越感に浸るのではなく、自分もこの世界の一人なんだと思えるといいですね。
疲れたときに使う
仕事などで疲れたときには帰るのも、帰ってから家事をするのも辛いときがありますよね。子育て中で疲れが溜まっている方も多いかと思います。
このように疲れが溜まってしまっているときは、外食をしたり、タクシーを使ったり、家事代行を頼んだりして、それ以上疲れを溜めないようにすることも有意義なお金の使い方です。
「もったいない」「怠慢に思われる」などと考え頑張りすぎると、健康を害したり不満が溜まり喧嘩になったりしがちです。
また、疲れた状態で家事や仕事をしても、時間ばかりかかってあまり良い結果を出せず非効率です。
貯めても使うことができない方へのアドバイス
お金を貯めることや節約することが好きであったり、気が付けばお金が貯まってしまっているが使うことがないという方がいます。お金を貯めるという習慣は素晴らしいと思いますし、お金に困ることはないのですが、一点だけ気を付けていただきたいことがあります。
お金というものは使うことで役に立つものです。なんとなく貯まってしまい忙しくて使う暇がない、欲しいものもないなどでお金をそのまま寝かせておくのは、お金の流れが滞ることになり人生にも滞りが生じます。
貯めることが好きな方、なんとなく貯まってしまう方は、将来の使い方を具体的に考えて貯め、生きたお金として使うようにする方が、より充実した人生になっていくでしょう。
また、ある程度貯まったら、まとまったお金を使うことを心がけることで、お金もあなたも元気で流れが良い状態になります。
何に使ったらいいのかわからない方は、「有意義なお金の使い方」であげた7つを参考になさってください。
浪費が多すぎる方へのアドバイス
何に浪費をしているかはわかっても、浪費を減らすのはそれなりに覚悟が必要です。浪費も一つの習慣だからです。(習慣を変える方法に関しては下記の記事を参考にしてみてください)
浪費が多すぎても、それで家計がひっ迫していなければ、浪費は自分の心のバランスを取るためと割り切るのも一つの方法です。そうして今まで通り浪費を続けるのです。無駄が多いかもしれませんが、それで心の安定が保てるのでしたら安いものかもしれません。
しかし、借金をしてしまったり家族にしわ寄せがいき家族が崩壊しそうな状態でしたら、専門家に相談して手を打たなければなりません。
借金があるなら早くに弁護士や司法書士に相談しましょう。一人で何とかしようと思うのは間違いで、借金を増やすだけです。
家族が崩壊寸前でしたらカウンセリングなどを受ける必要があります。心の問題を治さないとあなたも家族も辛い道を歩むことになりかねません。
浪費を減らすのは大変かもしれませんが、小さい浪費から減らしていくようにする方が上手くいくでしょう。
まとめ
お金の有意義な使い方について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは以下になります。
- 夢や目標を明確にすること
- そのうえでお金の有意義な使い方7つを参考にする
- お金を貯めるのが好きな方は、時々たくさんお金を使うことが大切
- 浪費し過ぎる方はそのまま浪費を続けてもよいが、問題が生じているときは専門家に相談する
お金の使い方は、何が良いとか悪いとかではありません。あなたなりに適切な使い方を模索してみてください。