こんにちは。安藤はま子です。
人生がうまくいかないとどうしたらいいのか分からなくて行き詰ってしまいますよね。
長い間人生がうまくいかないと「なんで?」と疑問に思うこともあるかもしれません。
人間として生まれたなら誰でもがそうした時間を持つことになります。自分だけがうまくいかないように思ってしまいがちですが、あなただけではありませんので安心してください。
先ずは、「人生をうまくいくようにしたい!」という考えに切り替えることが大切です。
続きは記事を読み進めてみてくださいね。少しでも実践できれば人生の好転が始まりますので、楽しみながら試してみてください。
人生がうまくいっていないときのエネルギー状態
エネルギーとは、あなたの全てを動かす「内なる力」です。人生がうまくいかないとき、あなたのエネルギーは低下し、あなたとあなたの世界は停滞気味になっています。
エネルギーの低下はあなたの思考や感情に深く影響します。思考や感情はネガティブになりやすく、精神的な疲れや無気力感を生み出したりします。その結果、将来に対する希望も持てなくなり行動力が低下するため、ますますエネルギーの低下を引き起こしてしまうのです。
エネルギー状態を高めていくことが人生をうまくいくようにするためには重要なのですが、では、エネルギー状態を低下させる原因としてどのようなことがあるのでしょうか?
人生がうまくいかない原因
人生がうまくいかない原因はたくさんありますが、大きな原因として以下のようなことが考えられます。
- 自分自身が変化の時期にきている
- 「どうなりたいのか」が明確でない
- 自己肯定感が低くなっている
- 自分一人で抱え込んでいる
- 過去のトラウマや失敗
それぞれについて解説していきます。
自分自身が変化の時期にきている
人生には精神的に大きく変化する成長の時期や運気の変化する時期があります。これは人によりまったく違いますので、「この時期」とは言えませんが、そうした変化の前にはうまくいかないことが続きます。
その理由は、変化する前には次のステージに行くための学びが必要だからです。次の状態にいくためにはそれなりに自分自身を進化させていかなければならないのですが、人間はうまくいっている時にはあまり学ぶことができないため、潜在意識がうまくいかない状態を創り学ばせようとするのです。
例えば、職場で何をしてもうまくいかなくてパッとした結果も出せず悶々とした状態でいるとします。自分には見えていなくても将来的に昇進してステージアップしていくとしたら、その役職に合う自分になるための知識や体験、忍耐力などが必要になります。うまくいかないことで、現状に耐える力や自分を見つめ直すことが迫られ、そこで学びをすることになるのです。
このようにうまくいかないことが、実は次のステージへの伏線であったりするということです。次の変化へとつながっている「うまくいかない」状態をうまく対処していくことが大切なんですね。
「どうなりたいのか」が明確でない
人生がうまくいかない原因として、あなたの中で「どうなりたいのか」「どうなっていきたいのか」という目標やビジョンが明確になっていないことがあります。
なぜ目標やビジョンがはっきりしていないのか、考えてみることも必要でしょう。
目標を持つほど先のことまで考えていないのかもしれませんし、必要性がないのかもしれません。または、自分では気が付かない場合がありますが、目標やビジョンを描くことが難しい心理状態になっているのかもしれません。
難しい心理状態とは、深い意識にあなたの活力を止めるメンタルブロックがある可能性もあります。
自己肯定感が低くなっている
自己肯定感が低い状態で生きていると、人生がうまくいかないという結果になります。
それは、自分の性格や行動を否定的に捉えてしまったり、少しの失敗でも立ち直りができない、人のことが良く見えてしまうなどで自分に自信がなくなり、ネガティブな思考や感情が潜在意識に溜まっていくため、それが現実になっていくためです。
自分一人で抱え込んでいる
人生がうまくいかない原因として、自分ひとりで仕事や悩みを抱え込んでしまうということもあります。
仕事を一人で抱え込んでしまえば忙しい上に不満も出てきます。悩みをひとりで何とか解決しようと抱え込むとその悩みがより大きくなり突破口も見つからないため心身が消耗します。
こうした状態では、思考や感情がネガティブになると共に体も疲れるため健康を害したり、精神的に不安定になりやすくなります。自分のエネルギーが落ちていると、同じようなエネルギーの現実を引き寄せてしまうため、「人生がうまくいかない」と思うようになります。
過去のトラウマや失敗
過去のトラウマや失敗の嫌な記憶も、人生がうまくいかない原因のひとつです。
トラウマはあなたの大元にあるネガティブな思い込みをつくります。また、失敗の嫌な記憶はあなたを臆病にしたり自信を失くすきっかけとなります。こうしたことであなたは不安や恐怖を抱き、行動することがうまくできず、人生がうまくいかないということにつながってしまうのです。
過去のトラウマや失敗があなたの人生の足かせとなっているなら、それを解消していく何かをする必要があります。では、どのようにすればこうした原因を取り去り、人生がうまくいくようになるのでしょうか?
人生がうまくいくようになるための10の方法
人生はあなたの考え方、行動の仕方で変えていくことができます。
ここでは私が考える人生がうまくいくようになる10の方法をお伝えします。少しずつでかまいませんので、できそうなことから試してみてくださいね。
- 自分にとって幸せとは何かを考えてみる
- 目標やビジョンを明確にする
- 自己肯定感を高める
- 自分の感情に敏感になる
- 被害者をやめる
- 「失敗はうまくいくためのプロセス」ととらえる
- 自己成長を促す習慣を取り入れる
- 自分自身が望むことをできるように軌道修正していく
- セミナーを受ける
- 自分の内面を見つめ変化させるためカウンセラーやコーチに相談する
では、それぞれについて説明していきます。
自分にとって幸せとは何かを考えてみる
ポジティブ心理学者であるショーン・エイカーは様々な研究から導き出した「成功したら幸せになるのではなく、幸せだから成功する」という考えを『幸福優位7つの法則』の中で語っています。
つまり、人生がうまくいくためには先に幸せを感じられることが大切だということです。心の持ちようで人生が良くなっていくのですから、意外と簡単ですよね。
幸せの定義はその人により違います。あなたにとって幸せとは何か、どんな時に、どんなことで幸せを感じられるかのかを考えてみましょう。
例えば、家族で一緒に食事をしているとき、趣味を楽しんでいるとき、感謝されたとき、新しい知識を学んでいるとき、仕事をして充実感を感じているとき、お風呂に入っているとき、晩酌をしているとき等々。
あなたが幸せだと感じられる時間を持ちポジティブな思考を増やすことで、あなたの人生は好転していくのです。
目標やビジョンを明確にする
人生がうまくいくようになるためには、あなたが本当に望んでいる目標やビジョンを明確にすることです。それはあなたが幸せを感じられる未来でもあります。
目標やビジョンがはっきりしているとどこへ向かえばいいのか分かるので、やる気が出て行動量も増えます。それと共に思考も感情もポジティブになります。その結果、潜在意識にポジティブな思考や感情が溜まり、ポジティブな現実を創り出していくのです。
「どうなりたいのか?」「何をしたいのか?」「どんな人になりたいのか?」などを考えていくことにより答えが見えてきます。焦らず、本当に望んでいることを心の奥深くから探し出しましょう。
ちなみに「目標」とは目指したいゴールのことです。人生がうまくいっていないときには、小さい目標を持つ方が行動につなげやすくうまくいっている感覚を持ちやすいでしょう。大きな目標を持つ場合には、ゴールまでの過程に小さいゴールをいくつも設定していくと挫折せずに進んでいくことができます。
「ビジョン」とはあなたの価値観や興味関心、情熱などを反映したものです。「どのようなことに関心があるか?」「どのようなことに情熱を感じてどのような未来にしたいか?」など、将来なりたい自分をイメージしていくと描きやすいでしょう。
「自分の望みがどうもわからない」というときには心に蓋をしていることがありますので、感情を出し、癒し、新たなやり方を見つけるインナーチャイルド療法を受けてみるのもよいでしょう。
自己肯定感を高める
人生がうまくいくようになるためには、「ありのままの自分を受け入れる」「自分を信頼する」ことを心がけ、自己肯定感を高めていくことが非常に大切です。
「人と比べている」、「劣等感を抱えている」、「自己否定している」ようなときのあなたの感情はとてもネガティブになっています。
逆に「どんな自分でもそれも自分だ」「私は素晴らしい力を持っているからいつも大丈夫だ」と考えている時にはポジティブな感情が生じています。
人生がうまくいくようになるためには、自己肯定感を上げて、真のポジティブ思考を持てるようになることが重要なのです。
これからは自分の魂を大切にする時代になっていきます。というよりも、すでにそのような時代に入っているのです。ありのままの自分でいればうまくいく世界に変わってきています。「自分自身を大切にしていくこと」、「自分自身をゆるし愛していくこと」で、人生がどんどんうまくいくようになるでしょう。
自分を褒めることも自己肯定感を高めます。毎日、寝る前に自分を褒めることを習慣にしてもいいですね。
自分の感情に敏感になる
日々の生活の中で良い感情にも嫌な感情にも気付く敏感さをもつことが、人生がうまくいくようになるために役立ちます。
感情こそ私たちの人生を動かしている行動エネルギーであり、現実化を促進するエネルギーなのです。感情に気付かなかったり、気が付いても「ここで出してもいいことないから」などと飲み込んでしまうと、その感情が大量に溜まり行動力が鈍ったり、現実化の邪魔をしたりします。
自分の感情を意識して生活すると、小さな感情にも気付けるようになります。感情に気が付いたらそれを誰もいないところで表に出すようにしましょう。嫌なことならそれを正直に表現して、そして自分で自分の感情を認めてあげます。嬉しいことならその喜びを思い切り感じ喜びましょう。
今まで感情をあまり出さなかった人がいきなり感情を出すと一時的にネガティブ思考になったり、自分の変化についていけなくて不安を感じたりする場合がありますので、心配になった時にはカウンセラーの元で行うことをおすすめします。感情は強力なエネルギーを持っていますので、良くも悪くも大きな反応が出るのです。
被害者をやめる
気が付かないで人や環境のせいにして「被害者意識」をもってしまっていませんか?自分が被害者のように感じていないか自分の言動を振り返ってみることをおすすめします。
人生は自分で責任を持っていくことでよりうまくいきます。被害者意識がたくさんあると、なかなか良い状況にならないので、ますます被害者意識が強くなってしまうのです。
「親のせいで!」「夫(妻)のせいで!」「あの人のせいで!」「あの事のせいで!」などと考えている自分を発見したら、相手や環境は脇に置いて、「この状況を改善していくために何が自分にできるだろう?」と考えてみます。
あの人のせい、環境のせいと言っているうちは、人生がうまくいくようにはならないのです。
「失敗はうまくいくためのプロセス」ととらえる
アメリカの元プロバスケットボール選手であるマイケル・ジョーダンは、「私はキャリアを通じて9000回以上シュートを外し、300試合に敗れ、決勝シュートを任されて26回も外しています。人生で何度も何度も失敗したからこそ、今の成功があるんです」と語っています。
どんな人にも失敗はたくさんありますし、失敗があるからこそそこから学ぶことができ、次にまた失敗しても学びながら人生が豊かになっていくのです。
失敗を恐れる気持ちがあるなら、先ずはその感情を大げさくらいに口にして、気が済むまで大々的に発散します。その後、「そうした気持ちがあっていいんだ、恥ずかしいことでもなんでもない」などと自分の気持ちを自分で十分に受け止めてあげます。
その上で、「失敗はうまくいくためのプロセスだ!」と自分に頻繁に言い続けることです。こうすることで失敗への恐怖は徐々になくなっていき、失敗から立ち直る力が養われるようになります。
自己成長を促す習慣を取り入れる
人生が滞っていると感じたときには、自己成長を促してくれる習慣を取り入れることも大切なポイントです。
自己成長を促す習慣を積み重ねていくことで、精神状態や体調が良くなっていき、エネルギーが増え、意欲的になるため行動量も増えていきます。そうなると幸福感や充実感も増すため、ポジティブな現実となっていくのです。
自己成長を促す習慣とは、例えば、運動をする、読書をする、片づけや掃除をする、健康的な食事をする、自己理解を深める等あります。
人生がうまくいくようになるためには、「どんな自分になりたいのか?」と考えて、それに合った習慣を取り入れていくと自己成長でき、人生を変えていってくれるようになるでしょう。
自分自身が望むことをできるように軌道修正していく
仕事や趣味、人間関係などで、あまり楽しめない、仕方なくやっている、気が進まないなどということが続いているなら、自分の望んでいることなのか自分自身にきいてみましょう。自分の気持ちを押し殺しても続ける価値があるのかどうか、自分と相談が必要です。そして、自分自身が望むことをできるように、少しずつ軌道修正していくようにします。
なぜなら、自分自身が望んでいることこそあなたという魂が望んでいることであり、生きていく目的に合っているからです。
なんだかしっくりこない、苦手なことを我慢してやっているけれど心身に負担がかかり過ぎるなどであるなら、あなた自身からの「選択が違っている」というサインです。
やっている仕事に不満があるわけではないけれど特別な充実感もないという場合、それはあなたが本当に望んでいる仕事ではないのかもしれません。付き合っていて疲れる人や悪影響を及ぼす人との付き合いも、あなたの望む関係ではないのかも。
充実感や楽しさを感じられる仕事や趣味、心地よく付き合える人や良い影響を与え合える人と付き合うように切り替えていくことで、人生もうまくいくようになります。
今までの環境や関係が悪いわけではありませんので、感謝しながら変えていくと、人生がうまくいくようになっていくでしょう。
セミナーを受ける
人生がうまくいっていないときには、自分の視野が狭くなっている、固定観念に縛られているということがあります。このような状態を変えるには心惹かれるくいっていないときには、自分の視野が狭くなっている、固定観念に縛られているということがあります。
このような状態を変えるには、あなたの気になるセミナーを受けてみることにより、滞った人生の流れをより良く変えるきっかけになることがあります。
セミナーには、新たな知識やスキル学べる、同じような問題をもった人たちと問題解決に刺激し合いながら臨める、視野を広くする、固定観念を緩和するなどの効果があるからです。
セミナー受講は、人生がうまくいくようになるための転機となっていくはずです。
自分の内面を見つめ変化させるためカウンセラーに相談する
人生をうまくいくようにするためには、自分の内面を見つめる作業は欠かせません。そのためには、カウンセラーに相談するのがよいでしょう。
人や環境は間接的に影響はしていますが、上手くいかない元は自分の中にあります。しかし、自分一人では見えない部分が多く、自分の思考から抜け出せないことも多いため、第三者であるカウンセラーと進めていくことが役立つのです。
人生がうまくいかない原因となっているトラウマや思い込みがないか、抑え込んでいる感情や思いはないか、あれば修正する必要があります。
その上で、本当に望んでいる人生とはどのようなものなのか、どのようなことをやりたいのかなどについて話し合っていくことで、人生により良い変化が生まれていきます。
以上、人生がうまくいくようになるための方法10個をご紹介しました。先ずは、できることから実践してみてくださいね。
人生がうまくいかないときどう乗り越えていけばいい?
人生が上手くいかないからといって恥ずかしい事でも情けない事でもありません。誰でも人生のどこかでうまくいかない時期は必ずあります。
大事なことは、そんな自分をあなただけは見捨てずに毎日付き合ってあげることです。ある日は悲しみに浸り、ある日は慰めて、またある日は叱咤激励しながら。「私はあなたを見捨てないし、そんなあなたが大好きだよ」と言い続けることです。
そして、ゆったりとお茶でも飲んでのんびり過ごすことも忘れないでください。気が付けば、良い波に乗り始め人生がうまくいき始めるでしょう。
悩んだり苦労した期間は決して無駄にはなりません。そうしたことが強さや柔軟性の元となっていくからです。多くの人たちは、「その期間があったから今うまくいっている」、「その期間があったから自分の本当に望んでいることにたどり着けた」と語っています。
あなたもうまくいかない現状を乗り越えて、あなたらしいより良い人生につなげていってください。