幸せについて考える韓ドラ「天気が良ければ会いに行きます」

こんにちは。

安藤はま子です。

先日韓国ドラマ「天気が良ければ会いに行きます」を見ました。

内容は重いのですが、田舎の人たちや風景、ゆったりと丁寧に描かれた作りに引き込まれ、独特の世界観に浸ってしまうドラマでした。

登場人物はそれぞれに心に重い悩みを抱えて生きてきています。それが少しずつ解消して現実の中で折り合いをつけていくのが、カウンセリングを視覚化しているようで面白く感じました。

主人公の女性は、チェロを教えることで問題が生じ、それが苦痛で自分に合っていない仕事だと思うのですが、最終回では意外と自分に合っているのかもと考えが変わっていくのです。自分に合っていないと思っていたのは、過去の悩みが関係していてそれが解決していくことで、教えることは意外と合っているのかもしれないと思えるようになります。私たちの思いは案外変えられるものなんです。私はカウンセラーなので、韓国ドラマを見る時も少しだけカウンセラーの思考を入れてみてしまうようです。

このドラマが表現したいことは幸せについてだと思います。幸せは人それぞれで、自分がどう生きたら幸せを感じられるかということを、見ている人たちに自然に考えさせるような内容です。私もこのドラマを見終わって改めて自分の求める幸せは何かを確認しました。

最終話で主人公の友人が恋人から「あなたはソウル大(日本で言うなら東大)を卒業したのだからもっと都会に出て大きな夢を実現しないの?」的な質問をされます。すると、彼が「片田舎の公務員をして、地域のみんなとここを盛り上げていくことは他人から見たらちっぽけなことかもしれないけれど、こうして暮らしていることが僕にとっては幸せなんだ。」とういうような返答します。

幸せって人にはわかりませんよね。自分でもよく考えなければわからないことです。でも、彼は自分が幸せでいられる生き方を知っているから自信をもって生きているんです。自分のできる事を大変な時もあるけれど楽しみながらこなしています。

このドラマはなかなか良い作品でした。毎回最後に男性主人公の書いた非公開ブログが流れ、ストーリーがほのぼの締めくくられます。好き嫌いが分かれるドラマかもしれませんが、結構おすすめです。

幸せの形は様々です。あなたも自分の人生の幸せについて考えてみませんか?カウンセリングの中でそういったお話も深めていけます。

*幸せについて考えてみたい方のカウンセリングはこちら*

 

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