こんにちは。安藤はま子です。
「もうこの仕事は限界かもしれない」「直感的に、ここは自分の場所じゃないと感じる」
そんな思いを抱えたことはありませんか?
今の仕事を辞めるかどうかというテーマは、多くの人にとって大きな決断です。しかも、その決断を「直感」でしていいのかと考えると、なおさら迷いが深まります。
「直感に従うのは勇気ある選択?それとも無謀?」
この記事では、直感講座を行っている安藤はま子が、実際に直感をどう見極めて人生に活かせるのかを解説しました。この記事があなたの迷いへの参考になれますように。
直感とは何か?
まず整理しておきたいのが「直感」という言葉の意味です。
直感はよく「なんとなくそう思う」「根拠はないけれど確信がある」という形で表現されます。しかしそれは単なる思いつきや衝動とは違います。
- スピリチュアルな視点では、直感は「魂や超意識からのサイン」とされます。頭で考える前に“ふと浮かぶ”感覚でやってくることが多く、未来に向かう最適な方向を示すものです。
- 心理学的な視点では、直感は「無意識に蓄積された経験や知識の総合判断」です。脳は膨大な情報を瞬時に処理しており、その結果が“直感”として現れると言われます。
つまり、直感とは「根拠のない決断」ではなく、「魂からの導き」や「深い部分での情報処理」なのです。

直感で辞めて成功する人と後悔する人の違い
直感に従って仕事を辞めた人の中には、人生が好転する人もいれば、逆に後悔してしまう人もいます。その違いはどこにあるのでしょうか?
- 好転する人
直感に従ったとき、心に「広がり」や「ワクワク」がある。未来に向けて明るいビジョンを感じている。行動が逃避ではなく「創造」につながっている。 - 後悔する人
実際には疲れや怒り、不安からの逃避を“直感”だと勘違いしてしまう。辞めた後に「次を考えていなかった」と気づき、不安が大きくなる。
直感の本物と偽物を見極めるカギは、「それを選んだときに心が軽く、未来に希望を感じられるかどうか」です。
自分の直感を見極める方法
直感で仕事を辞めるかどうかを決めるのは、とても大きなことですよね。だからこそ「本当にこれは直感なのか?それともただの不安や衝動なのか?」を見分けることが大切です。ここでは、直感を信じられるかどうかを確かめる4つのステップを、気軽に試せる形でご紹介します。
- 心を静めてから自分に聞く
- 体のサインに注目する
- 小さなことから直感を試してみる
- 未来の自分を想像して比べてみる
ステップ1 心を静めてから自分に聞く
人は疲れていたり、イライラしていたりすると「もう辞めたい!」と衝動的に思ってしまいます。けれど、それは本当の直感ではありません。直感は、心が静かなときにふっと浮かんでくるものです。
たとえば夜寝る前や、休みの日にホッと一息ついたとき。そんなリラックスした瞬間に「私は本当に仕事を辞めたいのかな?」と自分に問いかけてみてください。
すると、答えは言葉というよりも「感じ」に近い形でやってきます。
- なんだか胸の奥が軽くなる → 辞める方向に進んでもいいサインかもしれません。
- 胸がざわざわしたり重たくなる → まだ準備ができていないかもしれません。
直感は「静けさ」とセットでやってくる。そう覚えておくとわかりやすいですよ。
ステップ2 体のサインに注目する
頭で考えると、つい「お金のこと」「家族のこと」と不安が出てきて答えがブレてしまいます。そんなとき頼りになるのが体のサインです。
想像してみましょう。
- 「辞めた自分」を思い浮かべる → 胸がスッと広がるように感じたら、それは直感の合図かもしれません。
- 「このまま続ける自分」を思い浮かべる → 体が縮こまる、呼吸が浅くなるなら、違和感のサインです。
体は嘘をつきません。言葉ではごまかしても、体は本音を表しています。だから迷ったときほど「体がどう反応しているか?」を感じ取ってみましょう。
ステップ3 小さなことから直感を試してみる
いきなり「仕事を辞める」という大きな決断で直感を使うのはハードルが高いですよね。そこでオススメなのが「小さな選択で直感を練習する」ことです。
たとえば…
- 今日のランチは、頭で決めず「なんとなく気になるメニュー」を選んでみる。
- 街を歩いていて「この道を曲がりたい」と感じたら、その道を選んでみる。
- 本屋で「どうしても気になるタイトル」を手に取ってみる。
こうして日常のちょっとした選択に直感を使うと、「あ、直感で選ぶとこんな感じになるんだ」と体感できます。小さな練習を重ねることで、自分の直感のクセや信頼度もつかめていきます。
ステップ4 未来の自分を想像して比べてみる
直感を見極めるシンプルで強力な方法が、「未来の自分を想像すること」です。
ノートや紙を用意して、次のように書き出してみましょう。
- A:「辞めた自分」 → どんな一日を過ごしている?気分は?誰と一緒にいる?
- B:「続けた自分」 → 1年後、どんな表情をしている?仕事の帰り道、どんな気持ち?
両方をイメージして比べたとき、どちらがより心地よく、ワクワクするか。そこで感じる「気持ちの軽さ」が直感のサインです。
未来を想像すると、頭で考えるだけでは気づけなかった本音が見えてきます。「あ、やっぱり私はこっちの人生を歩みたいんだ」と気づけることがあるんです。
直感に従って辞める前に考えておく現実的なこと
直感を信じるのは素晴らしいことですが、同時に現実面の準備も欠かせません。
- 生活資金の確保:最低でも3〜6ヶ月分の生活費があると安心
- 次の方向性:やりたいこと、学びたいことを少しでも描いておく
- 家族や周囲への影響:パートナーや家族と現状や今後のことを共有する
- 準備と直感のバランス:「直感+現実的なプラン」が理想
「辞める」以外の選択肢
直感が「変化を望んでいる」と告げていても、必ずしも「辞める」が唯一の答えではありません。特にこれからは仕事を得るのが難しい時代に入っていきます。
あなたの中で特にやりたいことがない場合は、「辞める」のではなく、別の選択もできることを覚えておきましょう。たとえば、以下のようなことです。
- 配置転換や部署異動を希望する
- 副業や趣味を通して自分を表現する
- 休暇や休職を利用してリフレッシュする
- 無意識の思考バターン(マインドセット)を変えて、同じ仕事を新しい目で見る
直感は「現状を変えよ」というサインであることも多いのです。「辞める」という変化の仕方ではなく、違った変化でもあなたの方向性は間違っていないということです。
もちろん、今の仕事を辞めた後にやりたい仕事があるのでしたら、直感をストレートに実行していくことで、人生のステージアップにつながっていく可能性があります。
直感を信じて一歩踏み出す勇気
最終的に、辞めるか辞めないかはどちらも正解です。大切なのは、自分の直感を信じて選んだという感覚です。
直感は未来を保証してくれるものではありませんが、「あなたが本当に望む方向へ進む勇気」を与えてくれます。
「直感で仕事を辞めてもいいか?」という問いへの答えは、簡単には出せないかもしれません。けれども、直感を丁寧に見極めることで、その答えは自然と心に浮かんできます。
あなたの魂はいつでも、あなたを幸せへと導いています。その声に耳を澄ませれば、未来は必ず開けていくでしょう。
直感は特別な力ではなく、誰の中にもある「小さな声」です。
- 心を落ち着ける
- 体のサインに気づく
- 小さな練習をする
- 未来の自分を想像する
この4つを繰り返していくことで、直感はどんどんクリアに感じられるようになります。そして、その直感に自信を持って行動できるようになるのです。
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