自分の才能がわからない?答えを見つける7つの方法

才能

こんにちは。安藤はま子です。

「自分には才能があるのかな?」「何が自分の才能なのかな?」「才能のある人がうらやましい」などと考えていませんか?

今回は才能について書きましたので参考になさってください。

目次

才能とは?

そもそも才能とは何でしょうか?

デジタル大辞典では以下のように定義しています。

物事を巧みになしうる生まれつきの能力。才知の働き。

デジタル大辞典

簡単に言えば、「生まれつき持っているその人独特の能力」を意味します。

生まれたときにすでに持っている能力ということに関しては、次の項でもう少し詳しく説明したいと思います。

才能は成長の段階により変わっていく

あなたは生まれたときにあなた自身の才能をもって生まれてきます。あなたの潜在意識にあなたの才能は組み込まれているからです。例えば、生まれながらに

愛嬌がいい
手先が器用
好奇心が旺盛
動きが速い
みんなを笑顔にする
エネルギッシュ
記憶力がいい

などということが、必ずあるはずです。

こうした才能は、この世に生まれる前に備わっていたあなたの根底をなすものです。これは潜在意識の深いところにあなたが持っている才能です。古い才能とも言えます。これは、あなたにとって当たり前に備わっている才能です。ですから、この才能はとくに何かをしたから生まれた才能ではありません。これがあなたの「才能」だと言っても間違いではありません。なぜなら一生涯あなたの根底にあるからです。

しかし、この才能だけではなく、あなた自身が生まれてきてこの世界で成長していくなかで、あなた自身をさらに成長させる隠れた才能があります。この才能もあなたの潜在意識にあります。天才と言われる人や早くから有名になる人などは早い段階でこの才能が現れますが、多くの人はもう少し後に現れます。そして、その才能を使って人としていかに生きていくかを意識的または無意識的に決めていくのです。

このように、あなたの成長の段階に応じていくつかの才能が現れます。
生まれながらに持っている才能と後から現れる才能を融合させていくことで、あなたは自分自身を成長させ、あなたの人生の目的を成し遂げていくことになるのです。

自分には何も才能がないと思っている

才能を特別な能力と思っていると、自分には才能がないと勘違いしてしまいます。世の中には、際立った才能を持っている人もいますが、多くの人はそれほど目立つ才能を持っているわけではありません。

人と比べて自分には何も才能がないと感じてしまうのは仕方のないことですが、才能は人と比べるものではありません。才能とはあなた自身をより成長させてくれるものですから、そんな特別な能力でなくても全く構わないわけです。あなたにとってプラスになり、それが誰かの役に立つようならより素晴らしいと考えるくらいでいいと思います。

才能が人と被ることはよくあることです。それをどのように使っていくかはあなたが決めていくことです。「人と同じ平凡な才能は才能とは言えない」と思わず、あなたの才能としてあなたらしく大切に使っていきましょう。

才能がない人はいませんので、あなたが「自分の才能を知りたい」と思っていれば、いつかわかる日が来ます。「自分には何も才能がない」と思っているとその思考が現実化してしまいますので、「私には才能がある」と思うようにしましょう。

あなた自身が悩みながらもあなたの才能を知りたいと求める気持ちが大切です。生まれてきてこの世界であなたのやるべきことが必ずありますので、悩みながら真剣に生きること、そして真剣に潜在意識にあるあなたの才能を求めることです。すると、あなたがこの世界でやるべきことに対する才能が表に出てくるでしょう。

後で書きますが、才能が見つかったらやるべきことはやったほうがいいかと思います。そうでないと、才能を上手く使えませんので。

自分の才能を見つける7つの方法

才能とは自分では分かりづらいものです。そんなあなたの才能を見つける方法を7つ挙げました。最初の2つは生まれながらにあなたに備わっている才能である事が多いです。他の5つは、後から現れた才能を知ることができます。

  • 簡単にできてしまうこと
  • 強制されなくてもやっていること
  • 楽しいと思えること
  • もっと知りたい、もっとやりたいと思うこと
  • 人に頼まれること
  • 苦しんだこと
  • 親しい人に聞いてみる

これが自分の才能かもしれないと思ったらメモしておくと、後で目標や夢を考えるときや成果を出したいときに役に立ちますよ。

では、それぞれについて説明します。

簡単にできてしまうこと

気張らずに簡単にできてしまうことはあなたの才能です。小さいころから当たり前にやっていることなのでわかり辛いかもしれませんが、良く考えてみれば思い当たるのではないでしょうか。丁寧に、自分の何気なくやっていることを思い出してみてください。

才能の例として、
声がきれい
素敵な笑顔が自然に出る
何も特にしていたわけではないのに走るのが速い
物まねが簡単にできてしまう
話すのが上手
体が柔らかい
落ち着いている
等々あるかもしれません。

強制されなくてもやっていること

「やりなさい」と言われなくてもやっていることもあなたの才能である可能性が高いです。抵抗なくできるのは、あなたがその才能を持っていて、自然にその才能を使っているからです。

少し例をあげておきますので参考にしてください。

勉強すること
たくさん食べること
人の話を聞くこと
片付け
人前で話すこと
体を動かすこと
じっと座っている
人の世話をやく

楽しいと思えること

あなたが好きなこととも言えます。「楽しい!」「面白い!」と思ってやれることも、あなたの才能である可能性が高いです。楽しいと、たくさん経験したくなり学ぶことも苦になりません。才能はただ持っているだけではあなたを成長させることにはなりません。継続して使っていくからこそ才能はあなたの人生を豊かにしてくれ、魂を成長させてくれるのです。

楽しんでやれることはわかりやすいかもしれませんね。例えば、
料理をする
映画を見る
ダンスをする
歌を歌う
科学について学ぶ
プログラムを組む
虫の種類を憶える
モザイク模様を見る
伝記本を読む
等々。

もっと知りたい、もっとやりたいと思うこと

「もっと知りたい」「もっとやりたい」と思うことにもあなたの才能が隠れています。興味があることは、あなたの才能をさらに磨いてレベルアップさせていってくれるでしょう。

宇宙の果てはどうなっているのだろう?→科学者や宇宙飛行士などになろうとするかも
人間はなぜ生まれるのだろう?→哲学や宗教、心理、スピリチュアルなどの分野に進むかも
バック転をもっとやれるようになりたい!→スポーツ、芸能、サーカス等の分野に進むかも
ダンスをもっと、もっとやりたい!→ダンサー、芸能人などの世界に進むかも
ゲームをずっとやっていたい!→ゲーマー、ゲーム制作などに進むかも
子どもの遊びをもっと知りたい!→保育士、教師、おもちゃ会社などに務めるようになるかも
絵をもっと上手に描けるようになりたい!→画家、イラストレーター、設計、デザインの分野などに進むかも

人によく頼まれること

人によく頼まれること、頼まれるわけではないけれどなんとなくやることになることは才能がそこにあるということです。人が頼むということは、あなたが上手にそれをこなすの能力のあることを皆が知っているからです。

私は若いころから人に相談されたり悩み事を話されたりすることがよくありました。そして、自分でもそれが嫌でなく自然に聞いているといった感じでした。私はそれが自分の才能だなんてわかりませんでしたが、結果的に気が付いたら人からの相談を受けたり悩みを聴く仕事をしていました。

パソコンやケータイの扱い方を聞かれる
何故かみんなのまとめ役になっている
ムードメーカーとしての存在だ
修理などをよく頼まれる
皆を引っ張る役割が多い
会計をよく頼まれる

苦しんだこと

あんたが悩み苦しんできたこと、現在も苦しんでいることには、あなたの人生で解決すべき課題がそこにあります。そしてその課題こそがあなたの才能につながっていくのです。

私は若いころ親子関係でとても悩んでいました。結果的に自分の悩みこそが自分の成長につながり、人のためにも役立つことに後で気がつきました。当時、カウンセラーという才能があるかどうかなどまったく考えませんでしたが、「私が生涯やっていける仕事は何だろう」考えたとき、突然カウンセラーの仕事が浮かんだのです。潜在意識に組み込まれていた能力の一部がこの時現れてきたのです。

あなたも現在の悩みや苦しみの中にご自分の才能が隠れている可能性があります。悩みや苦しみを改めて別の角度から見直してみてください。

親しい人に聞いてみる

あなたも周りの人の才能を見つけたりした経験があると思いますが、才能は自分よりも周りの人の方がわかりやすいものです。自分の才能がわからないときには、周囲の親しい人に聞いてみると教えてくれるはずです。この方法は簡単ですが、あなたの気付いていない才能を教えてもらえるかもしれませんから是非お試しください。

こちらから聞かなくても、日常会話の中で何気なく才能を褒めてくれたり指摘してくれることもあります。そうしたときには、あなたにその才能があると思い、意識的に使っていくとあなたの自信になったり成果となっていくでしょう。

例えば「○○さんはちょっとした話でも面白おかしく伝える才能がありますよね!」などと言われるかもしれません。こうした才能がある事を信じて漫才師や語り部として才能を伸ばしていくこともできるでしょう。

「○○さんの才能はその場を穏やかにしてくれることですね。あなたがいるといつも穏やかに過ごせる気がします」などと言われることもあるでしょう。その才能は癒しの仕事やテンションの高くなりやすい集まりなどでその場のバランスをとったりすることに使えるでしょう。

才能を見つけたらやるべきこと

才能は最初から素晴らしい能力としてキラキラ輝いているわけではありません。才能は育てるものです。自分の才能がわかってきたら次の2つを行いましょう。

  • 実際に使ってみる
  • 才能を磨く

実際に使ってみる

才能だと思ったものが本当に自分にしっくりして使っていけるものなのか、実際に使って試してみる必要があります。

才能を憧れと勘違いすることもあります。憧れは一瞬で終わってしまいその先につながらないことが多いものです。そのうえ、楽しさよりも大変さや苦しさなどが増えていくようになり、辛くなっていくでしょう。

才能であれば、才能を使うことで楽しい、面白い、興味がどんどん湧いてくる、自然にやりたくなってしまうなどのワクワクした感情ややらずにはいられない気持ちが湧いてくると思います

実際に使ってみて、この能力をもっと伸ばしてみたいと思うなら、それをどんな仕事や趣味に活かしていくかを考えてみましょう。

才能を磨く

才能は最初から輝いているものではないことは先ほども書きました。誰にでも才能はありますが、それを磨いていくことで仕事や趣味において成果をだしたり、自分の成長になっていきます。

才能を磨くにはどのようにすればいいのでしょうか?
勉強する、人に教えてもらう、人の真似をする、トレーニングするなど磨き方はいろいろあります。

例えば、手先の器用さや繊細な味覚をもっていることが分かったことで、美味しくて綺麗なお寿司をつくる職人になろうと決めたとします。最初の段階では器用さや繊細な味覚があったとしてもそれほどのものではないでしょう。いきなり美味しくて綺麗なお寿司が握れるわけではありません。しかし、弟子入りをして技術を学んだり、何度も練習したり、味覚をさらに際立たせるために様々な味を味わったりと勉強やトレーニングをしていくことで年数を経て才能が磨かれ、美味しくて綺麗なお寿司が握れるようになるのです。

最初から才能にあふれている人もたまにはいますが、そういう人もその才能をさらに磨いていくことで素晴らしい域に到達できるのです。

才能は磨かなければ素晴らしい能力とはならないのです。

才能のある人がうらやましい

有名人や天才と言われる人たちの才能は派手で目立つので、そのような才能を持っている人達をうらやましいと思うかもしれません。一般人でも才能にあふれた人はたくさんいます。そのような人が周囲にいたとしたら、うらやましい気持ちがわくことがるかもしれません。

しかし、才能とは本来その人が成長するために必要なものであり、人はそれぞれに生きる目的が違いますから、今あなたにあるであろう才能はあなたにとってとても意味のある能力なのです。人はそれぞれに生きる意味が違うのですから、才能について誰かと比べるのは意味のないことです。

あなたの才能をしっかり把握して、あなたがこの人生でやるべきことをやることが大切です。人と比べることはあなたのエネルギーを無駄なことに消費するだけで、ネガティブな気持ちが増え、あなたの波動を下げてしまいます。こうしたことは負の連鎖を生み出してしまいますので、人と比べていることに気が付いたらすぐやめることをおすすめします。

人をうらやむことをやめたら、あなたの才能に向き合いそれを大切に育てていってください。

自分に才能があるか自信がないとき

現在、仕事や趣味などを真剣になさっている方は、自分にその仕事や趣味の才能があるのかどうか自信が持てないと思うことがあるかもしれません。そうした気持ちが浮かぶと、仕事や趣味に没頭できなくなるのではないでしょうか。

自分に才能があるかどうか気になるのは、あなたが仕事や趣味において停滞気味で伸び悩んでいるからです。

伸び悩んで、あなたの情熱が途切れたときに、「才能がないからかもしれない」と才能のせいにして逃げ道をつくってしまうのです。

自分の才能に自信がなくなったときには以下のことを試してみてください。 

  • やりたいのかやりたくないのかを考えてみる
  • 「才能がある」と言ってくれる人の言葉を信じる

やりたいのかやりたくないのかを考えてみる

才能があるかどうかに悩むより、自分のやりたい気持ちをしっかり確かめましょう。要するに、あなたの仕事や趣味にかける情熱を再確認してみるということです。あなたが仕事や趣味でそれなりの結果を出したいなら才能があるかないかに悩むより、やりたい気持ちがあるかどうかの方が重要です。

自分自身に向かって、「本当にその仕事(趣味)がやりたいのだろうか?」と、質問してみてください。

才能はあなたの真にやりたいこと、やるべきことに使うためにあります。「やっぱりやりたい!やるべきだ!」と思えるのであれば、才能があるなしに関係なくあなたは再びそのやりたいことに向かっていけるでしょう。そして、才能があるなしに関わらず仕事や趣味にあなたの才能をまた発揮できるようになります。才能はあると信じて使っていけば磨かれ、自信となりあなたのやりたいこと、やるべきことのために働いてくれるからです。

「才能がある」と言ってくれる人の言葉を信じる

才能があるかどうかなんて本当は誰にもわからないのです。ただ、やり続けた人に才能は育つのです。

もしも、今やっている仕事や趣味をまだやりたい気持ちがあるなら、「才能がある」と言ってくれる人の言葉を信じて努力してみてはいかがでしょうか。

ただこの場合、努力の方向を間違わないようにしないと才能が開花する前に力尽きてしまうこともありますので、理想だけでなく現実的な視点も忘れずにやっていきましょう

例えば、俳優をやっていて主役をやりたいという気持ちがあって頑張っているけれど、いつも脇役ばかりということがあるとします。自分には才能がないのかもしれないとだんだん自信がなくなっていきました。先輩に「私は俳優として才能がないのでしょうか?」と聞くと、「お前には才能があるからがんばれ!」と言われたとします。この場合才能があることは確かなようです。しかし、再度主役を目指して頑張るというのはあなたの理想であり、結果が出るかはわかりません。現実を見れば、いつも脇役が来るということなので、個性的な才能があるのかもしれませんし生きる目的に合っているのかもしれません。まずは素敵な脇役を目指すために努力をしていく方が才能を上手に伸ばしていけるのではないでしょうか。主役よりも目立つ脇役の人もいますよね。また、そこから主役へと続く道がないとは言えないのです。

上の例は、「自分の才能を見つける7つの方法」の中の「苦しんだこと」の例にもなっています。苦しみの中にあなたの才能が隠れています。

まとめ

才能は自分ではわかりづらいものですが、あなたが自分の才能を知りたいと思い続けていれば必ずその才能を知ることができることでしょう。今はわからなくても、あきらめずに追求してください。

才能は楽しめることのなか、苦しんでいることのなかにあります。自分自身と真剣に向き合ったとき、自分の才能がわかるでしょう。

才能がわかったら、実際に使ってみてそれを自分の才能として磨いていきたいなら、時間をかけて楽しみながら磨いていきましょう。才能とは徐々に咲く花のようなものです。あなたの人生に美しい花を咲かせていってください。

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