自己肯定感を高める本おすすめ10選

こんにちは。安藤はま子です。

自己肯定感とはありのままの自分を認めることです。簡単なようで、でも、よくわからないという方が多いのではないでしょうか?

そこで今回は自己肯定感とはどのようなものなのか、どのようにすれば高めていくことができるのかについて書かれた本をご紹介していきます。

「自分一人で自己肯定感を上げていきたい」と思われているなら本から学べることはたくさんあります。お好みの本がありましたらお読みになってみてください。

目次

自己肯定感を高める本 おすすめ10選

自己肯定感を高める本の中で、私が個人的におすすめするのは以下の10冊です。

  1. 自己肯定感って、なんやろう? 高垣忠一郎著
  2. どう生きるかつらかったときの話をしよう 野口聡一著
  3. それでいい。 細川貂々&水島広子著
  4. 生きづらい時代と自己肯定感 高垣忠一郎著
  5. 嫌われる勇気 岸見一郎・古賀史健著
  6. マニフェスティング 自己肯定感を高める7つのステップ ロキシー・ナフーシ著
  7. 自分をたいせつにする本 服部 みれい著
  8. がんばらずにぐんぐん幸運を引き寄せる方法 鈴木真奈美著
  9. あなたは苦しむために生まれたんじゃない ブレイク・D・バウアー著
  10. 毎日を好転させる感謝の習慣 スコット・アラン著

では、それぞれについて説明していきます。

自己肯定感って、なんやろう? 高垣忠一郎著

不登校の子どもの親御さんに向けて心理学者の高垣忠一郎氏がお話しした講演録を本にしたものです。山田喜代春氏の力強い版画と高垣氏の自己肯定感について語る関西弁が個性的な心理絵本となっています。

自己肯定感とはどのようなものか、子どもも大人もわかるような内容になっています。とても薄くて、文字数も少ないため読みやすい上にわかりやすい内容なので、自己肯定感についての入門書としても向いています。しかし、入門書というには深い内容の本です。

手元に置いて、何度も読むことで自己肯定感が身についていくでしょう。

どう生きるかつらかったときの話をしよう 野口聡一著

人生の成功者と言える宇宙飛行士の野口聡一氏が真の自己肯定感について解説し、真の自己肯定感を身につけていくステップをまとめた本です。

びっくりしたのはこんなにも成功された方がとても落ち込み苦しい時期を過ごされたということです。また、そのことを世間の人たちに正直に語っていらっしゃる勇気に感動しました。

真の自己肯定感とは何なのかがとても分かりやすい文章で表現されています。現在どのように生きるか模索中の方、やる気が出ない方等にも役立つと思います。

それでいい。 細川貂々&水島広子著

精神科医の水島広子氏の元へ、漫画家の細川貂々氏が患者として訪れ「対人関係療法」という治療を受けていく過程を漫画として描いた本です。

自己肯定感という言葉はあまり出てきませんが、内容は自己肯定感を高めていく内容になっています。

漫画もわかりやすいのですが、漫画の途中で解説が入っているため、内容を深めてさらにわかりやすくなっています。

具体的な相談がたくさん載っているため、同じような症状や悩みをお持ちの方には共感でき役立つのではないでしょうか。

「ありのままの自分を受け入れる」とはどのようなことなのか、易しい言葉で表現されていますので、思わず頷いてしまう説得力があります。

生きづらい時代と自己肯定感 高垣忠一郎著

最初に紹介した『自己肯定感って、なんやろう?』と同じ高垣氏の著書です。こちらは、より広く、より深く自己肯定感について書かれています。高垣氏の自己肯定感についてもっと学び、自己肯定感を身につけたい方におすすめです。

高垣氏の自己肯定感とは、何かを「する」ことで価値があるのではなく、そこに「存在」するだけで価値があるという哲学的な考え方です。

社会情勢や政治などと絡めて自己肯定感を語っているため、少し読みづらい部分もありますが、自己肯定感とはこうしたものだということがよくわかる本です。

表面的な内容ではなく一人一人の人間の存在を肯定する、優しく深いまなざしを感じられる一冊です。

嫌われる勇気 岸見一郎・古賀史健著

ロングセラー本だけあってとても読みやすいです。青年と哲人の対話形式ですので、難しいアドラー心理学の理論を面白く、わかりやすく説明してくれています。

アドラー心理学という視点で読むだけでなく、自己肯定感を高めるという側面から読むことで信頼や自己受容などについても深く学ぶことができるでしょう。

対話形式ですからさらっと読めますが、内容が深いですので何度か読み直すことで、アドラー心理学の深い哲学やそれを日常で使いこなす方法が理解できるかと思います。

マニフェスティング 自己肯定感を高める7つのステップ ロキシー・ナフーシ著

「マニフェスティング」とは望む人生を自分で作り出す力のこと。ですから、この本は自己実現の方法について書かれているのですが、そこで大切なのがありのままの自分を愛していくことだと著者は語っています。

そのために、自己愛について書くタイミングをとても考えたようです。最初は望む人生を作るステップから始まり、自己愛の説明が始まるのは86ページからです。それだけ、著者が自己肯定感を高めることについて重要視していたということです。

自己肯定感を高めながら、人生を豊かに創造することへとつなぐこの本は、好みが分かれるところかもしれませんが、「人生がうまくいかないけれど向上していきたい」と思っている方のお役に立つことでしょう。

自分をたいせつにする本 服部 みれい著

編集者、文筆家として活動してくなかで、著者は、人が生きるうえで大切なことは「自分のことを大切にして、自分を愛することだ」と気付き、この本を執筆されたようです。

この本は高校生や大学生向けに書かれたため、深い意識について書かれていますが、読みやすい表現になっています。「専門的な本は苦手、でも自己肯定感を高める本を読みたい。」という方におすすめです。

心を大切にするワークだけでなく、体を大切にするワークもあり、実践するのに取り組みやすいでしょう。

内容としては巷で流れている情報ですが、どれも意味のある情報ですから、書かれていることを使いこなしていければ、自己肯定感が身に付き人生が良くなっていくはずです。

時代が変わってきていると感じられる方には共感を持って読める内容かと思います。

がんばらずにぐんぐん幸運を引き寄せる方法 鈴木真奈美著

文字が大きく難しい表現はありませんから、あっという間に読めてしまいます。「足りない何か」を埋めようとして頑張っている人に向けて、「今のあなたで幸せになれる」と優しく語りかけてくれる本です。

自分を否定して、「もっと頑張らなければ」と身体に力が入っている人が読むと、身体の力がスーと抜けていくでしょう。

今まで自分を高めるために頑張ってきたにも関わらず、何か上手くいっていないと感じている方にもおすすめします。

自己肯定感という言葉は使われていませんが、随所に自分を受け入れて幸せになる方法が書かれていますので、自己肯定感のベースの部分を固めるのに役立つでしょう。

あなたは苦しむために生まれたんじゃない ブレイク・D・バウアー著

この本は自分を愛し、助け、癒すことができる方法について、とても丁寧に書かれています。

自分を大切にするとはどのようなことなのか、文章を読みながら自分の内面に深く入っていく感覚を持てます。また、自分を大切にすることを体得するためにたくさんの「効果的な質問」や「アファメーション」が用意されています。

この本はざっと読む本ではなく、一字一句を辿るように読んでいく本です。そうすることで著者の言いたいことや教えがわかっていきます。

焦らずにゆっくり読み進めることで、徐々に自己肯定感を高めていくことができることでしょう。

私は個人的に、「はじめに」で語られている著者の「自分が生まれてきた理由」にたどり着くまでの経緯と、最終章で語られている著者が「自分のことを十分だ」と思えるようになった話が、興味深く感じられました。

毎日を好転させる感謝の習慣 スコット・アラン著

これは自己肯定感の本ではありませんが、自己肯定感を高めるためにかなり効果があると言われている「感謝すること」について徹底的に書かれた本です。

「自己肯定感を高めるためにどこから始めればいいのかわからない」ということでしたら、先ずは感謝することから始めてみませんか?そのときに、大変役に立つはずです。

朝起きたときから夜寝る前まで、一日のどこでどのような感謝をすればいいのか、その方法が丁寧に説明されています。

たくさんの感謝の方法が書かれていますので、読むだけで終わらせず一つでも実践できるなら、自己肯定感を高め幸福度を上げることができそうです。

本を使って自己肯定感を高める際のポイント

  • 自分に合った本を見つける
  • 本に書かれたことでできそうなことを実践する
  • 再度同じ本を読み返す

それぞれについて解説します。

自分に合った本を見つける

自己肯定感についての本はたくさんありますが、「本で学びたい」、「本で自分を変えたい」という場合に大切なことは、あなたに合った本を探すことです。

どの本もそれぞれに素晴らしいところがありますが、自分好みの本は学ぶことが楽しくなり、書かれていることを実践したくなるからです。

本に書かれたことでできそうなことを実践する

好みの本を読んだら、書かれている内容を一つでもいいですから必ず実践してみることが大切です。これは当たり前のことですが、本を読むだけで終わってしまう人が多いのであえてお伝えするしだいです。

頭でわかっても行動に移さなければ書かれている内容はあなたの身に付きませんので、実践することは必須です。

特にたくさんのワークが提案されている本の場合、後でやろうとしても読み終わったら忘れてしまうことがあります。メモなどを取るか印をつけるなどして実践しやすいように工夫しておくといいでしょう。

再度同じ本を読み返す

実践した後に再度本を読み直すことで、理論や体験が自分のものになります。本を読んでもほとんどは忘れてしまいますからそれを補うためにも役立ちます。

また、最初読んだときに行ったワークではない別のワークをやりたくなる効果もあります。

あなたに合った本に出会ったら、その本をテキストにするつもりで何度か読み直すとさらに自己肯定感を深く学ぶことができるでしょう。

自己肯定感について学ぶ際の注意点

自己肯定感を身につけるのには時間がある程度かかります。少し行って、「自分には無理だ」、「やっぱり自分は駄目だ」などと否定的に捉えてあきらめてしまわないことが大切です。

また、自己肯定感にこだわり過ぎて、無理に自分を変えようとすると自分からの反発が出てしまいうまく身につけていくことができません。

できることから焦らずに少しずつ、日々の生活に行えることを取り入れていくといいでしょう。

本以外で自己肯定感を高めるなら?

本以外で自己肯定感を高めていくには、SNSなどの動画、セミナー・ワークショップやカウンセリング・セラピーなどがあります。

SNSは無料で手軽に視聴できます。サービスで流している割に高品質な内容のものがたくさんありますので、動画の方が頭に入りやすい方や実践しやすい方には向いているでしょう。

セミナーやワークショップは、わかりやすい説明があり体験もできるため自己肯定感を高めていくには効果的です。他の人との交流もあるため自分だけの思い込みに気付いたり、人の行動や思考を知ることで自分の意識が広がることもあります。

カウンセリングやセラピーは問題点や思考の偏りなどについて個人的に対応してもらえるため、自分自身に向き合い自己肯定感を高めていく効果は大きいです。アドバイスやサポートをしてもらえるため、くじけずに自己肯定感を高めていくことができます。

最後に

今回は自己肯定感を学びたい方、自己肯定感を高めたい方のために本を紹介しました。気になる本はありましたか?

本は値段が安く一人で学び自分を変えることができるため手軽な方法です。自己肯定感に関しての本はたくさんありますので、ご自分に合った物を見つけて、「自分を大切にして仲良くしていく方法」を身につけてくださいね。

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