年の初めに一年の目標を立てると、その年が充実して過ごせます。決めたことをあまり意識しすぎなくてもそれなりに、その年の動きは決めた方に動いていきます。
しかし、目標を意識してその年を過ごすと、かなり良い結果が出て、満足のいく一年となるでしょう。
今回は年初の目標の立て方、それをどのように意識して達成していくかについてお話したいと思います。まだ、目標やテーマを決めていない方、決めたけれどすでに忘れかけている方はぜひお読みになり、今年一年を有意義にお過ごしください。
目標は達成できるような条件で立てよう!
目標を立てるときには、達成できるような条件で立てることが大切です。そのためには下記の2つのことが条件となります。
- ワクワクすること
- 思い入れがあること
2つともあてはまれば最強ですが、どちらかひとつでもかまいません。「ワクワクする」、「思い入れ」、要するに物事の達成にはあなたの思考や感情が大きく関係しているということです。
ワクワクすること
楽しく思えることや楽しみなことを目標として立てます。義務的に立てたり、無理だと思いながら立てる目標はその時点で達成できないことを物語っています。
こうなりたい、こうしよう、とワクワクするような目標の立て方がベストです。感情は人を動かすエネルギーだからです。興味がある事、やってみたいと思っていたこと、お金になること等、あなたがワクワクするなら目的達成への意欲も増すことでしょう。
思い入れがあること
ワクワクではなくとも、目標にあなたの意思が強く入っていればそれも達成しやすいでしょう。
思い入れがあるということは目的がハッキリしているということです。目的が明確になっていると行動するのが楽ですし、ゴールがあるので自然とそこに向かってしまうのです。精神的成長のためにどうしても達成したい、家族のためにどうしても達成したい、地位やお金を得るためにどうしても達成したい等、様々な思い入れがあると思いますが、あなたが真に願っていることであれば達成するでしょう。
目標の決め方
いざ目標を立てるとなると、どんな目標にしようかと考え込んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。目標を決めるには次のようなことをヒントにしてみてください。
なお、目標の数はあなたのお好きな個数でかまいません。
- 自分のやりたいこと
- 気になっていて直したいこと
- 周囲から言われていること
- おみくじや占いに書かれていたこと
自分がやりたいこと
あなたの興味があり、やってみたいことは目標として最適です。意欲の湧くことでないとすぐに忘れてしまったり、やる気が失せたりして長続きしないからです。
ロスアンゼルスに旅行する、韓国語を習いにいく、営業売り上げのベスト5に入る、結婚する、本を月に5冊ずつ1年で60冊読む等々。あなたが興味を持ちながら成し遂げたいことを考えてみましょう。
気になっていて直したいこと
普段から直したいと思っている癖があるなら、それを目標にしてもいいですね。じっくりと一年かければ、しつこい癖も直せるものです。
例えば、猫背を治す、爪を噛む癖を治す、話すときに「あの」が多いので直す、いつも口がへの字に曲がっているので口角を上げる癖付けをする等。
周囲から言われていること
自分では気が付かなくても家族や親しい友達などからよく同じようなことを言われることはありませんか?それは自分の潜在意識の声ですから、直せるなら直した方がいいのです。もし、自分がそろそろ直そうかなと思うようになれたなら、それを目標に入れてみてください。もし変化が出てくれば、人間関係が良くなったり心が楽になります。
例えば、「あなたは頑固すぎる」「いつも悪く考えすぎだよ」「いつも人を頼り過ぎだと思うよ」「一人で背負い過ぎないで甘えたら」等です。
こんな声をよく聞くなら、「素直になろう」「ポジティブに考えるようにしよう」「人に頼る前に自分でできることそしてみよう」「人に頼ってみよう」などと目標にしてみてください。
おみくじや占いに書かれていたこと
新年にはおみくじを引く方、占いを読む方が多いと思います。おみくじや占いも潜在意識が反映しているのです。ですから、そこに書かれている注意事項などを目標として意識することで、一年をより良く過ごしていけますし、精神的な成長が得られます。
おみくじには、「謙虚さと慎重さを大切に」「自ら行動することを忘れずに」「努力を怠らない事」「普段より控えめに過ごしなさい」等という言葉が書かれていますよね。それを目標としていくわけです。これを守っていければ人間としての成長も大きいでしょう。
占いもおみくじと同じです。占いに書かれていることの中で気になることや大事だと思うことを目標にします。
「常に身だしなみを整え、自信を持って臨めるようにしておきましょう」「変化には逆らわず身を任せましょう」「不平不満をこらえましょう」「周囲への思いやりが運気を開きます」「勇気を持ち、様々なことに挑戦すると良い年です」等と書かれています。
こうした言葉を目標設定して、年間を通して意識していくことであなたの人生は確実に変わっていくはずです。読みっぱなしではもったいないのが、おみくじや占いです。
年間目標を達成するためのコツ
せっかく目標を立てたのですから達成したいものですよね。達成のために一番重要なことは、決めた目標を頻繁に見たり声に出したりして意識を高めることです。意識していれば次第にそのための行動をするようになります。目標を意識するには以下のような方法があります。
- 目標を書いたリマインダーを自分に送る
- 壁等見えるところに貼っておく
- 日記帳・手帳・スマートフォンのメモなどに書いておく
あなたの利用しやすい方法で構わないのですが、このような方法を使って毎日または2日~3日おきに書かれた目標を読むことです。声に出すとより記憶に残りやすくなります。全ての方法を使えば、見る機会が増えるため目標に対する意識がとても高くなり、行動につながりやすくなります。
途中で目標が間違えていると気が付いた時
目標に向かって行動してみたけれど、立てた目標が憧れであり実際にそこまで思い入れがなかったことに気が付くということもあるでしょう。やってみなければわからなかったことです。こうしたときには、いつまでもその目標に執着せず目標から外すことをおすすめします。
というのは、やる気がなくなったものはあなたの人生にそれほど必要なことではないからです。しかし、世の中には一度始めたことは達成するまでやり抜くという方もいます。それは、その方の人生に必要だからです。どうしても続けたい方はその思いを大切にして頑張ってください。
この時点で他の目標ができた方は、新たな目標を追加するのもいいのではないでしょうか。
年末にはチェックをする
年末には立てた目標をどの程度達成できたかチェックしましょう。チェックすることで次の目標を立てるときの立て方に一工夫できます。
達成できたのは何か、達成できなかったのは何かをチェックするだけであなたの達成傾向がわかります。例えば、仕事関係は達成できたけれど遊び関係は達成できなかったとしたら、仕事をすることは得意だけれど遊ぶことに関しては不得意だとわかります。逆に遊びは全部達成できているのに仕事面はまるでできていなかったら、遊ぶのは得意でも仕事には情熱がないと言えるでしょう。
すべてをバランスよく生きるのは難しいですが、あまりに偏り過ぎていると健康を害してしまったり、コンプレックスや不満足感が生じ問題となることがあります。翌年の目標には、不得意分野を克服する気持ちをもって簡単な目標設定をすることをおすすめします。無理矢理にする必要はありませんが、チャレンジしてみたい方は一つだけでも簡単に達成できる不得意分野の目標を入れてみてはいかがでしょうか?
目標を全て達成できたとしたら、自分を十分褒めてあげてください。全くできなかったとしても、目標を立てた自分を褒めて、「次は一つでも達成しようね」とあなたのインナーチャイルドに伝えてください。きっと次の年は、一つ以上の目標を達成できるはずです。
まとめ
今回は年の初めということもあり、一年の目標を立てることについてまとめさせていただきました。
目標を達成するのはなかなか大変なことですが、下記の記事はお役に立つかもしれませんのでよろしければこちらもお読みください。