自分を知るための5つの方法と30の疑問

こんにちは。

安藤はま子です。

「自分ってどんな人間なのかな?」「私ってどんな性格なのかな?」「自分の求めるものって何なのかな?」などと、ふとした瞬間に考えることはありませんか?

自分のことを知りたいと思っても、自分を知るにはどうすればいいのか分かりづらいですよね。

自分を知ることは今まで意識していなかったことを知ることができるため、悩みの解消に役立ったり行動に変化が生まれたりします。

今回は「自分を知ること」についてお話しします。

目次

自分を知ることとは?

自分のことって奥が深すぎて良くわからなかったり、考えても自分というものを表現するのは難しいですよね。自分の意識は顕在意識、潜在意識、超意識とあり、宇宙全体とつながっています。ですから、そのすべてをわかるはずがありません。しかし、自分の一部分はわかります。

自分を知ることとはあなたの意識の宇宙を知ることと同じなのです。自分を知ろうとするなら、あなたがどんなことを考え、どのような感情を使い、どのような行動をしているのかがわかります。それらを知ることで、人間関係、仕事、恋愛、結婚、生き方等様々なことに役立てることができます。

私たちは自分を知って、悩みを解決したい、成功したい、成長したい、幸せになりたい等の欲求があります。そうした欲求の起きたときに、自分を知ろうとするのが自分を知るベストなタイミングです。

自分を知ることはたくさんあり過ぎて全ては把握できないにしても、その一部を知ることで、自分自身や人生を変化させていけるのです。

自分を知ることのメリット

自分を知ることのメリットはたくさんありますが、以下の5つをご紹介します。

  1. この先の行動を変えられる
  2. より幸せになる道を選択できる
  3. 悩み事の解決に近付く
  4. 望みを叶えやすくなる
  5. 自己肯定感を高めるために役立つ

この先の行動を変えられる

多くの人はできれば人生を良くしたいと思っています。人生を良くしていく、現状を好転させていくためには行動を変えることが求められます。自分を知ることで、次の行動を変えることができます。

例えば、仕事選びの場面でどんな仕事につくか迷っているとします。自分の不得意なことが「じっとしていること」とわかれば、「仕事には事務系はやめて体を動かす職種を探そう」と決めて、仕事探しを行えるようになります。

もし、自分の不得意なことがわからずにいたら、ずっと悩んでいて次の行動に移れず悶々としているかもしれませんよね。

より幸せになっていける

幸せになりたいと思っているのにも関わらず、自分の求めている幸せが何なのか分からないということはよくある事です。自分を知ることであなたの心が求めている幸せがハッキリとするため、より幸せに近づいていけます。

自分の幸せとは何なのかがわかれば、それをすでに持っていることに気が付くかもしれません。また、現在が幸せと思えないなら、自分の幸せと思える方向に舵を切り直していくことができます。

悩み事の解決に近付く

悩みとは自分を知らないことから起こっていることが多いものです。

例えば、離婚したいと思い詰めているときには、相手の悪いところばかりが目に付いています。相手が悪いと思っているときは、自分は正しいと思っているのです。ところが、自分のことを知ろうとすれば、自分の正しさばかりではなく間違っていることにも気が付きます。また、相手から離婚を要求されているときも、自分を知ることで、離婚を現実化したい理由がわかります。

悩みとは誰かがつくりだすものではなく、自分がつくりだしているものなのです。自分を知る事で多くの悩みや問題は解決に近付くというわけです。

望みを叶えやすくなる

望みを叶えるのに一番大事なことは、目標を明確にすることです。自分が将来に何を望んでいるのかがわかれば、目標が明確になるのでそのための行動もとりやすくなります。その結果、望みを叶えやすくなるわけです。

目標達成は目標がハッキリしていればいるほど、ゴールに到達しやすくなります。イソップ物語「ウサギとカメ」のお話は、ウサギもカメもゴールを目指していました。到着する時間は違いましたが、ゴールがあるからいつかは到着するわけです。

自己肯定感を高めるために役立つ

自分を知ることで自己肯定感が高くなるということではなく、知ったことを自分のなかでより良く解釈できれば自己肯定感を高めることができます。

そのためには自分の長所や短所、思考や行動パターン、感情などがわかったら、否定しないで受け入れていく練習をすることです。すると、しだいに自己肯定感が高くなっていきます。

自分を知る方法

自分を知るにはいくつかの方法があります。簡単に見ていきましょう。

  1. 自分に質問をする
  2. 周りの人から教えてもらう
  3. 周りにいる人や周りの環境から知る
  4. 現象から知る
  5. 占いなどの統計学から知る

自分に質問をする

自分が知りたいことは自分のなかにあります。知りたいことは自分に質問してみましょう。すぐに答えが見つからないこともあるかもしれませんが、質問をすればいつかその答えが見つかるでしょう。

質問の例は次の項「自分を知るための30の質問」にまとめましたので、後で目を通してみてください。

周りの人から教えてもらう

自分にどんな面があるのか、どのように見えているのかなどを周りの人に聞いて教えてもらうと、自分では気が付かない自分がわかるでしょう。

人間には自分で把握できる自分もいますが、自分には見えていない自分もいます。周りに聞くことで、見えていない自分のことが結構わかります。特に親しい関係の人に聞くことで、自分では気付かない自分を知ることができるでしょう。

周りにいる人や周りの環境から知る

人間にはその人の持っている周波数があります。同じような周波数の人同士が集まりますので、家族、友人、職場、知人などを見てみると、自分がどのような人たちと集まっているのかがわかります。

周波数が似た人たちは同じような思考、行動、好みなどになります。自分は職場のあの人たちとは違うと否定したくなるかもしれませんが、エッセンスは同じですので、自分を知る時にはこうした視点も持ってみると、自分のことがわかりやすいでしょう。

また、人と同じようにあなたの周りの環境は、あなたの周波数に合った環境が引き寄せられています。環境を知ることであなたのことを知ることができます。お金持ちの住む町に住んでいるならば、あなた自身もお金持ちなのか、お金や高級な物への思いが強い、プライドが高いという面があるなどのあなたが見えてくるでしょう。

現象から知る

現象とは、あなたの思考が創っているものです。ですから、現象を分析するとあなたが何を考えているのかがわかります。

例えば、最近自分の周りに子どもがたくさん生まれているということなら、あなたは何かを生み出そうとしていたり、あなた自身が子どもをつくりたいと思っているのかもしれません。

占いなどの統計学から知る

多くの占いは統計学から成り立っています。あなた個人のことが事細かくわかるわけではありませんが、あなたが気付かない自分について、大まかな性格や行動、感情などがわかります。自分を知る手法の一つとして取り入れてみると、簡単に自分というものをとらえることができるでしょう。

自分を知るための30の質問

自分を知るためには、あなたが日ごろ無意識にどんな思考をしているかを知ることです。そのためには自分自身に質問をすることで、あなたがどのようなことを考えているかがわかります。ここでは自分を知るための質問30をまとめてみました。

  1. 私の幸せって何?
  2. 人生で大切な3つのことは?
  3. その3つのことに優先順位をつけるとしたら?
  4. どんな人が好き?
  5. なぜ好きなの?
  6. どんな人が嫌い?
  7. なぜ嫌いなの?
  8. 気が付くと夢中になっていることは?
  9. 動くこととじっとしていることのどちらが好き?
  10. 得意なことは何?
  11. 不得意なことは何?
  12. 人から良く頼まれたり頼られることは?
  13. どんなことをしているときが楽しい?
  14. 私の長所は何?
  15. 私の短所はなに?
  16. 人からよく褒められることは?
  17. 私にとって仕事とは?
  18. 私にとって結婚とは?
  19. 私にとって家庭とは?
  20. 絶対に選ぶとしたら地位、自由、愛、お金のどれが一番重要?
  21. どんなときに寂しさを感じる?
  22. どんな時に嬉しさを感じる?
  23. どんな時に悔しさを感じる?
  24. どんな時に怒りを感じる?
  25. どんな時に嫉妬を感じる?
  26. どんな時にストレスを感じる?
  27. どんなことに感動をおぼえる?
  28. 健康のためにどんなことをしている?
  29. 何でも叶うとしたら叶えたいことは何?
  30. これからの人生をどんな人生にしたい?

自分を知るときの注意点

自分を知るときには以下の注意しておきたいことがあります。

  • 自分のことを否定しない
  • 人と比べない
  • 疲れないよう徐々に行う

自分のことを否定しない

自分のことをみると、知りたくなかった自分に出会うこともあります。そうしたときに自分を否定しないようにしましょう。否定すると、自分への自信がなくなっていってしまいます。あなたのすべては黒でもなく白でもないのです。否定するのではなく、わかった自分を受け入れるようにしましょう。

嫉妬する自分、不器用な自分、人付き合いがうまくないと思える自分等、あなたにとって好ましく思えない自分を知ったときに、「こんな自分は恥ずかしい」「こんな自分はカッコ悪い」「自分はなんて情けない人間なんだろう」などと、自分を否定してしまいがちです。自分のことがわかったら、それをあなたの価値観で判断するのではなく、「そんな自分もいるんだなあ」と受け入れていくようにします。

人と比べない

これもありがちなことですが、自分のある一面を知ったときに人と比べないことです。人と比べていると、自分の価値がどんどん減ってしまいます。そして、他人には価値があるのに自分には価値がないと思うようになってしまいます。

例えば、自分には何も夢がないことに気が付くかもしれません。知り合いのMさんは夢に向かって輝いて生きているように感じ、「自分はつまらない人間だなあ」などと考えていたらどうでしょう?自分には大した価値がないように思えてしまうのではないでしょうか。

人と比べることは、自分のエネルギーを減らすだけです。夢がないことを良い、悪いと判断しないで、「人と比べるのはやめる!Mさんの夢が叶うのを応援しよう。自分の人生を大切にしてしっかり生きよう。」と考えるようにしてはいかがでしょうか。

疲れないよう徐々に行う

自分を知ろうとすることは、集中して自分の深い意識をみていくため疲れることがあります。また、みたくない、知りたくない自分を知ることもあり、心が受け付けなかったり自分を醜い人間のように感じて、自分に自分で抵抗するということが起こります。こうした心の抵抗があると心身の疲れとして感じられるでしょう。

自分を知ることには、確かにメリットがたくさんありますが、心が新たなあなたについていけないこともありますので、以下のように行うことをおすすめします。

  • 何かのきっかけがあった時に自分が知りたい分だけ行う
  • カウンセリング等でプロと共に行う
  • 自分を知ることを楽しみながら行う

このようにして心身を疲れさせ過ぎないようにしてくださいね。

まとめ

今回は自分を知ることについてまとめましたが、いかがでしたでしょうか?

自分の全体像は大きすぎてつかめませんが、一部を知ることはできます。少しでも自分を知ることで、現在の悩みの解決や今後の人生をより良くしていくために役立ててください。

何かのきっかけで自分を知る機会がありましたら、積極的に自分の世界をのぞいてみてくださいね。

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