こんにちは。
安藤はま子です。
更年期と言われる40代~50代はホルモンバランスが乱れる時期です。その時期に現れる「ほてり」や「大量の汗」などの症状を更年期障害といいます。症状は他にもかなりあり、「のぼせ、脈の乱れ、めまい、不眠、多眠、頻尿、抜け毛、貧血、疲れ、肥満、痩せ、不安、イライラ、うつ」等があげられます。
更年期障害は、大変個人差があります。本当に軽い症状の方から寝込んでしまうほどの症状の方までいろいろです。
症状がでても、日常生活に支障がなければ、その症状とうまく付き合っていけば収まっていきます。この場合には、「更年期の症状が軽く出ているんだな」と思って生活していればいい訳です。もし、症状がひどいなら病院でみてもらうと心配しなくてすみます。
ですが、薬で何とかしようとしても、その状態が長くかかってしまうことがあります。長い方ですと10年近く苦しんだりすることも。
更年期は、体の変化だけでなく、子育てが終わり、子離れやその後の人生の生き方をせまられたりして心の変化の時期でもあります。また、夫の定年が近づいていたり、親の介護の話が出たり、家を購入して新しい生活を始めたりと様々な変化が多い時期なのです。
そのような環境や生活の変化が更年期の症状と重なり、変化に伴うストレスや悩みごとから症状が重くなり、長引くことになりがちです。
また、それまでに解決してこなかった問題や性格などが、更年期という変化の時期に大きくなり、精神的にも肉体的にも苦しい状況を引き起こすことになります。生き方ややり方、考え方を変えなければいけない場合に、更年期障害が重くなり、心や行動を変えることを迫られるのです。
カウンセリングで心の見直しをすることは効果的です。誰かにわかってもらえるだけでも気持ちが楽になりますし、今までの考え方や生き方を変えることもできます。すると、その後の人生をどう歩めば良いかが見えてくるので、気持ちが明るくなり、体調も改善していきます。
更年期障害がある方は、運動や腹式呼吸、半身浴、ツボ押し、好きなことをするなど自分でできる事をすると、血行が良くなり、気の流れも良くなり症状の改善に役立ちますので、お試しください。